2015年8月31日

電動アシスト自転車のユニットを簡単にカスタムする方法

電動アシスト自転車のスポーツタイプは一般車・・・いわゆるママチャリ型とケースを共用しており、お世辞にもスポーティとは言い難い。

しかし普通のロードレーサーなどと違って、全てが専用パーツで構成されている電動アシスト自転車のユニットはどう手を付けていいのか、やり手のショップでもこればっかりは悩ましい問題である。

よくある手段として、チェーンケースカバーを外して、クランクをMTB用4アームに交換、バッシュガードを取り付けるというものだが、MTB用クランクはQファクターが広く、倒しこむだけですぐペダルを擦るようになるため、万人にオススメできるチューンナップではない。

※電動アシスト自転車におけるQファクター問題は後日


そこで今回紹介したいのが、数百円で“それっぽい”雰囲気が作れるこちらのパーツだ。

2015年8月26日

SHIMANOの意欲的サングラス「CE-S22X」レビュー

自転車乗りにとって、サングラスはマストアイテムだ。
機材は求める性能によって人それぞれ向かう方向がまったく違うが、サングラスはその時の流行など、どの自転車競技やタウンユースにおいても、ある程度は共通した商品に人気が集まりやすい。

特にファッションアイテムとしての意味合いの強いサングラスは、有名人やプロ選手の使用がそのまま市場に反映しやすいため、歴代の流行サングラスも、それ単体を見るだけで使用していた選手が思い浮かぶのではないだろうか?

2015年8月9日

Panasonic「ハリヤ」を700cロードレーサーにしてみよう

MTBスタイルの電動アシスト自転車「ハリヤ」
パーツ構成が一般のMTBに近いため、フロントフォークの差し替えやホイールの変更など、カスタムにおいても人気の高い1台だ。

フィクションサイクルでも10年前から電動アシストバイクのスポーツユーズを提案してきたが、日本国内ではその兆しはあまり見られず、カスタムと言っても自分好みのカラーパーツを取り付けたり、高級なパーツにアップグレードしたり、はたまた禁断のギヤ比変更でアシストの速度域を上げたりという内容がほとんどだ。

こう言っては失礼だが、俗に言う魔改造違法改造の類というものは、ほとんどが自己満足や、あるいは極狭い範囲でのコミュニティー内での盛り上がりだけで完結してしまい、世間の幅広い層から評価を受けることは少ない。

2015年8月7日

ICAN 「50Cカーボンホイール」実走インプレッション

世の中に50mmハイトのカーボンホイールはどのくらいの種類があるだろうか。
DURAのC50、MAVICのコスミック、フルクラムのレーシングスピード、そしてカンパのボーラ・・・
数えだしたらキリが無いほどのホイールが存在する、まさにディープリムの王道、50mmハイトカテゴリーである。

その中でも今回インプレを行うのは、いわゆる中華カーボンと揶揄される中国ブランドの中国製ホイール、ICANの「50C」だ。
なぜこの正体不明のホイールのインプレに挑むのかと疑問に思うかもしれないが、今や中国のカーボン製造の技術レベルは非常に高く成長しており、たかが中国製と甘く見てはいられなくなって来たからだ。

フィクションサイクルでは、この格安中国製ホイールがどの程度のものなのか確かめるため、わざわざ現地からホイールを取り寄せてみた。


2015年8月4日

アルミニップルはどう違うのか?

フィクションサイクルのお店に良く遊びに来てくれる若いロード乗りの子が以前話してくれたのだが、フィクションサイクルの過去の記事にあった店長の独特の言い回しが仲間内でウケていたと言うのだ。
それを踏まえて今回はアルミニップルについて書きたい。

アルミニップルの最大のメリットは何と言ってもその軽さだ。
ブラスニップルに対して約1/3ほどの重量しかなく、さらにホイールの外周部分の軽量化に貢献する美味しいパーツである。

アルミニップルは各社から販売されており、種類が様々あるので迷ってしまうかもしれない。
しかし、“もう先に答え言っちゃうけど”、「DT Swiss」の一択だよね。

2015年8月2日

ICAN 50mmハイトカーボンクリンチャー 50Cの身体測定

フィクションサイクル店長は実はかなりのカーボンディープホイールマニアである。
それこそ、今や知る人も少ない日石カーボンホイールに始まり、コリマやジップを使用してきたが、実はカーボンディープであまり良いタイムを出したことがない。

これはもちろんトラック競技での話ではあるのだが、「計測して軽ければそれで良いと言うわけではない、重いほうが速いこともある」
という助言を受け、機材の変更をおこなったことがある。
1000mTTで競輪学校合格者の平均タイムとされる1分12秒の壁を初めて乗り越えた時の装備は、当時でも激重と言われていた、「カムシン+シャマル」の組み合わせだった。
(※昔のアルミシャマル+カムシンディスク)

今でもその印象が強く残っているため、ホイールには用途ごとのマッチングに加え、重量バランスも重要なファクターであると考えている。

重量バランスについては次の動画が参考になる。

これはユーロバイクでのブースの様子らしい。
二つの車輪は同じ質量で、違うのは重量物が外周部寄りにあるか、それとも中心軸寄りにあるかだ。
このギミックの作者の意図は
「同じ重量に見えるホイールでも内容によって性能が大きく違うから、カタログのトータル重量だけで判断しちゃダメだよ」
といったところだろう。

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